伯耆大山三鈷峰(1513m) 令和7年7月13日(日)

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【伯耆大山三鈷峰(1513m)】

日 時 / 令和7年7月13日

参加人数/ 10名

タイム / 8:28

距 離 / 9.2km

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今回の計画書を見て、出発時間が4:30と早朝だったので皆申し込みに躊躇したはずが、なぜか早く集合完了。予定時間より早めの出発となりました。

伯耆大山には夏・冬に登ったことがありましたが、三鈷峰ははじめまして。今回の同行先輩方もはじめましての方が多いご様子。

そして、三鈷峰手前のユートピア避難小屋あたりにはお花畑もあるとのことで、一同、わくわく・どきどきの山行です。

車は下山後に入浴予定の豪円湯温泉の駐車場に駐車し(無料)、ここで準備を整え、7:40登山開始。

今日も暑くなりそう

大神山神社

ートピア避難小屋が見えた!

北壁

今回参加者が10名と大勢だったので、2班に分かれスタートしましたが、下宝珠越で合流し、一緒に登ることになりました。

お陰で、お花に詳しい先輩にぴったりとくっつき、お花の咲いている箇所を教えてもらいながら登ることが出来ました。

お花に疎い筆者は素通りするような箇所も教えてもらい、「ココに咲いてるよ~」「〇〇(お花の名前)って言うのよ~」と、教えてもらった情報を後方へ伝言ゲームをしながらの楽しい山行です。

ヤブデマリ(藪手毬)

ヤマアジサイ(山紫陽花)

 

ホタルブクロ(蛍袋)


シュロソウ(棕櫚草)

シモツケ(下野)

コオニユリ(小鬼百合)


クガイソウ(九蓋草)  

レンゲツツジ(蓮華躑躅)

オオバギボウシ(大葉擬宝珠) 蕾 


オオバギボウシ大葉擬宝珠

開花

 

アクシバ(灰汁芝)

ヤマハハコ(山母子)

 


キヨスミウツボ(清澄靫)

※アジサイやムラサキシキブ、カシ類など多様な植物の根に寄生し、普段は地下で生育し、梅雨時期に白い花茎を伸ばして地上に現れ、多数の花を地面すれすれに咲かせます。

 

キュウシュウコゴメグサ九州小米草

※イネ科の植物に半寄生する1年草で、大山では標高1200メートル以上の岩場に生えています。

 

全寄生で普段は地下で生育してるから自分で光合成しないとか、半寄生とか。植物っておもしろい。

 

《参考:大山の花散策》

https://hotel-daisen.jp/tozan/flower/index.html

 


山頂。こちらでお昼ご飯休憩。

 

この後ユートピア避難小屋まで降りて、振子沢分岐手前あたりまでオダマキ(苧環)を探しに数名で行きましたが見つからず、下山時間を考慮しオダマキ捜索使命を受けた一人のみを残して、我々は先にユートピア避難小屋まで降りることに。

小屋に着く頃に捜索隊も我々に追い付き、撮影したオダマキの写真を見せてくれました。

宝珠尾根やユートピア避難小屋~三鈷峰までにはクガイソウが群生していたり、珍しいキュウシュウコゴメグサやキヨスミウツボを見る事が出来、先輩方のお陰で楽しい山行となりました。

よつば