唐松岳 令和8年3月20日~22日

唐松岳は今冬最後の雪山山行で、山頂は白馬三山・不帰劔を見渡せる360度の大パノラマ。これは行かねば!

ここで告白するのもなんだが、実は体は絶不調。

2週間前の雪山訓練合宿から帰ると母が寝込んでいた。風邪を引いたらしく、もれなくうつされる。

翌朝月曜日、ぎっくり腰になる。歯磨きをしようとしただけなのに…。

しかし唐松岳は諦めきれない…。なんとかせねば!

で、例のごとく、友人の整骨院へ駆け込み何とかして貰った。

 

今回は19日夜出発し、早朝到着して八方尾根スキー場駐車場入り。ここはスキー客が多い。ましてや3連休初日ということで、無料駐車場確保のための早朝入りとなった。

駐車場からゴンドラまで徒歩10分弱。チケット売り場に並び、ゴンドラとリフト2基分の往復チケットを購入。ここでふと疑問が生じる。往復¥3000なのに、なぜか登山客は¥5500とのこと。

ふむ。。。行かれる方はご注意を。

昭和レトロなかわいいフォルムのゴンドラに乗り込む。

「ころん」と名付けたいが「アダム」だそうだ。

続けてリフトを2つ乗り継ぐと、本日の宿・八方池山荘の目の前に到着した。

本日は高度順応ということで、デポして八方池周辺まで歩くことにする。

風は少々あるが晴天で、景色に惚れ惚れする。

筆者の(個人的)今回の目的

その① 八方池に写る白馬三山の写真を撮る

その② 唐松岳から360度の大パノラマを見渡す

嬉々として話していると「池は凍ってると思う…」とのCL氏からのひと言でやっと気がついた。

そうですね。確かに…。

インスタグラムで数々見ていた八方池に写る白馬三山のリフレクションの画像ばかりが頭に有り、池が凍ることを忘れていました。

気を取り直して登る。

第一ケルン~第三ケルンと進み、第三ケルンの眼下には八方池(雪に覆われているので解らないが、たぶん有る)。ここは不帰ノ瞼、白馬三山(白馬槍、杓子岳、白馬岳)が眺望出来るビューポイント。

明日はかなりの強風予報だが、予定どおりここで引き返す。

「まだ下山したくない~っ」と、ずっと眺めてる子達

夜中、かなり風が強くなり、窓や部屋の入り口戸がガタガタ鳴り出す。

 

翌朝の窓はこんな感じ

夜明けの写真を撮ろうとするが、風が強過ぎて両手で支えているスマホを落としそうになる。雪がかなり吹き上げられているのが解る。

午後からは多少風が弱まるらしいが、待ちきれず出発することになった。

登り始め、山行部長が持参していた風速計を取り出すが、上手く計れない。恐らく風速15~20mはあるとの事。予め三野会長よりピッケルを刺しての耐風姿勢を指南いただいていたが、初めての強風体験に驚いた。

青空が見えるが風が凄すぎる。耐風姿勢を取りながらふと前を見ると

CL氏が何かに「ばいばい」と手を振っている。どうやら自身のヘアバンドが飛ばされ、さよならを告げていたのだ。

第二ケルン手前の公衆トイレまでなんとか辿り着く。昨夜この建物横にテントを張った男女が居たので、建物の風下のもう一辺側に移動し風を凌ぐ。

すぐそこに第二ケルンが見えるが、そこでも風を凌ごうと風下側で耐えている人が見える。

ここで、下山することに決定。

山小屋にデポした荷物をピックアップし荷造りして下山するのだが、リフトは強風のため運行停止となっているので、歩いて下山となった。

スキー客は板を担いで登ってきていた

 

今回登頂することは出来なかったが、青空に映える白馬三山などの景色を見ることが出来、滅多に体験出来ない爆風も体験し、おいしい信州蕎麦を戴いて思い出に残る山行となった。

 

よつば